2013年3月3日日曜日

北九州市制50周年オペラ「アイーダ」公演における舞台裏④

~<アイーダ舞台裏・第4弾>~ です。

ある晴れたミラノの日。
今日もアジマン氏のレッスンです。
今日もフィオーレ社社員食堂にて昼食をとり、


食事が終わると部屋に戻り、楽譜とカメラをしっかりカバンにいれ、 地下鉄に乗りこみ、GO☆
 
街の中にヴェルディの永眠されたホテルがある。
 亡くなったこのホテルからヴェルディの遺体がスカラ座の方へ運ばれ、全ての住人の窓から白い紙吹雪が舞い落とされたそうだ。それが真っ白に道路を埋めまるで深い雪のようだった。。。
そうです。それがまさにこの通り↓
 ・・・やはり、そんな話を聞くと、あ~ここにこの偉大なるオペラ「アイーダ」を作った人が住み、実際にこの道を歩いていたんだな、私と同じ風景をみてたんだな。と、思い、非常に感慨深かった。

これが想像と現実との差、なんだな。
体が一瞬ズンっ・・・とした。

さぁ、

もうすぐレッスンの時間。その前にジェラートでも食べてパワーつけるか!♪^0^
 
 とにかくスゴイ行列でお店の中は人でいっぱい!押し合いへしあいやっとの思いで
Gelato ~doppio~!と叫んで、ゲット☆
 
 そして、今日も来ましたミラノ・ヴェルディ音楽院
 
 アジマン先生、よろしくお願いします・・・お手柔らかに・・・
はい、今日はアイーダのアリア、Ritorna vincitor!から。

ぎょえ!!っ>< いきなり~!?きっついな~それ・・・

この日も見学者3名いらっしゃる。

でもうだうだ言ってる場合じゃない、いつなんどきも歌えなきゃ。ですからね。

このミラノでのレッスンで唯一ストレスだったのは、毎日、発声なしでいきなり歌う。ことだったかな。

いきなりRitorna vincito~~~r!とか、アムネリスとのかけ合い~Felice esser possio!とかを喉が鳴らないまま歌い始めなければならないんだから・・・

この日は二重唱、アイーダのアリア二曲、アムネリスの4幕シーンの徹底レッスン。
アムネリス、それじゃラダメス逃げちゃうよ、体全身で「愛してる」をアピールしないと。と八木さんに熱く語るアジマン氏。

ハ~集中したら4時間はあっという間に過ぎ、ぐったり><
 稽古中は本当に厳しいアジマン氏。先生と面と向かって立ち、一対一で音楽をする時、その厳しさはダイレクトに伝わります。厳しい表情、その中にあるものは内容と音色と、彼の中から出したもの、私の中から何か見つけたいもの、等などだと思う。

だが、終わるとこの笑顔☆
 
音楽院の出口を出たところ。
 この日はピアニストのマルツァガリアさんがご自宅にご招待して下さいました。
 
お~っとびっくりした~!猫にみえるクッション・・・
 
 奥様が準備して下さったアンティパスト・フレッド
 
 このチーズ・・・こっれがもう~~~!!(≧▽≦)
これを食べずしてベルカントはない、と言われるそうな。
 なんだか知らないあか~い飲み物を頂いて、、、伝統的なリキュール?かなんかって言って気がする。よく分からない。
個人的には白の方が好きだった^^;(しっかり二種類試してたりする (^□^)゛゛
  ご自宅で乾杯をしてから、食事に連れて行ってくれました。こういう風習は日本ではあまりないな~。ドイツでもなかったな~。
でも素敵☆

まず家に呼んでくださって、乾杯して心なごんだところでお食事へ。

 

 デザートタイム☆
もちろん定番、サンブ―カとドルチェ(頂いているのは私&H先生)
 

 いよいよ、明日はソプラノレッスン。
大変勉強になりましたよ~続きは明日☆

 やっぱり、食べ物がおいし過ぎて、私の大好きなチーズとワインが盛りだくさんで・・・
ついつい力が入ってしまい、なかなか本題へ辿り着かず、、、^^;

~フィオレッラさんのレッスンは明日の第5段にて~