2012年3月21日水曜日

20年ぶり?母校に挨拶

西南女学院中学・高等学校の正門


















今年の7月、朝の礼拝でお話をさせていただく事が決まった。
なんと嬉しいことでしょう。

私の成長を見守ってくれた、この母校で。
私はここを卒業できたことを本当に心から誇りに思っている。

西南女学院で学んだことを一言で言うならば

「人間の精神」
とは。

この目に見えない精神を豊かにすることが、どれだけ大切なことか、人としてどれだけ必要なことなのか。

そんなことを考えている今日この頃、大阪の新しいH氏。あのお方の理論なんてのは私には到底理解不可能!あの方の言うことが理解できるのはロボットだけです!と言いたい・・・

(よくあることだけど、いきなり熱くなってしまった・・・)

ここ西南女学院での授業は素晴らしかった、もちろん聖書の教えが根本に流れていることは確かであるが、とってつけたような宗教じみたものでなく、全ては日常の生活に置き換えて「物の見方」を学ぶことができた。


















ありがとう。今日改めて約20年ぶりに校舎に足を踏み入れて感激した。時の流れの早さを実感。20年って?うそみたい・・・。

人間一人一人を大切に、各々の性格を重視、それぞれの自分を認めてくれる、そんな教育方針は今でも変わらないはずだ。

私はこの西南女学院で学んだお陰で今を幸せに、いや、今だけでなく、これまでの人生、ずっと幸せだと感じて生きていくことができたと感謝している。(幸せとは、自分の心が決めるもの)

今日は当時の体育の先生、英語の先生二人との打ち合わせ。夏の礼拝に呼んで頂けるなんてこの上なく光栄☆

先生がたは想像通り素敵に歳を重ねられていて、明るくて楽しくて、

ア!私もここに仲間入りしたい!と思わせる仕事ぶりだった。

英語の先生の一人は中学3年のときの担任でもあった。

「英語の暗唱大会で1位だったわよね!」

実は英語では学内では1位、や入賞を数回したことがあり、英語の九州大会にも出場経験が何度かあることを思いだした^^;すっかり忘れていましたが(笑)

残念だ、ちゃんと続けて勉強してれば今は英語ぺっらぺら・・・なはず!?
ドイツ語くらい英語がしゃべれたらな~・・・なんて思っている日々。

そう言えば、「讃美歌コンクール」というのもあって、それにも出場して厚かましくも1位戴いてましたね。

いろいろ思い出してきて、昔っから無鉄砲というか、怖いもの知らずというかその頃から、挑戦だけは、しり込みせずにしてみる性格だったようだ。

・・・・と、

「一番大好き少女」だったわけです。一番なものがあれば後ろから数えた方が早い物もある。全部真ん中・・・私にとってはそれ一番つまんない(笑)何かが優れて何かが劣っている。それで良し!

でも自分が好きなことしか一番はもらえない(当然ですが)
その一番が取れる何かを見つけることが人間には必要だと思うのです。

なにで一番になるのかそれは人それぞれ違う。

別に特別なことをしなくてもいい。

家事が一番、主婦の鏡、
お母さん一番、子育ての達人、
世界一の妻、
お掃除なら一番。

みんな自分にしかない「一番」もっているはず。それを見つけること、大事だなって今日そんなことを考えさせられた一日でした。

親として、妻として、歌手として、そして両親にとっては娘として、もう少し視野を広く今の生活を見つめ直したい。

そう思える今日は、母校の「感恩奉仕」と彫られた文字から戴いたエネルギーのお陰かな。